値入率の求め方—値入率は売価と原価の2つを基準とする

3月 10th, 2010

仕入れた商品にいくらかの利益を乗せて売価を決定するのが値入れでしたが、売価に対するこの借入高の割合を「値入率」といいます。
値入率は、売価の中にどれだけの儲けの割合を見込んでいるかを表す比率のことです。

値入率を求めるには、売価を基準とする方法と、原価を基準とする方法の2つがあります。「仕入原価が1,000円、売価が1,200円、借入高が200円」の商品を例に、値入率を計算してみましょう。
売価を基準にすると16.7%、原価を基準にすると20%の値入率となりました。同じ値入高でも、原価を基準とするほうが売価を基準とするよりも率として高くなるように、値入率が異なってきます。つまり、原価で借入れする場合は、少し高めに借入れしないと、結果として目標の利益率が確保できないことになります。
そのため、一般に値入率といったときは販売管理上の容易さなどから売価に対する値入率をいいます。ただし、2つの方法が使われるケースもありますから、両方を理解しておくことが必要になります。

目標利益確保を確保する売上高の計算

3月 9th, 2010

損益分岐点売上高は損益ゼロの売上高です。つまり、損益分岐点売上高より現在の売上高が高いのなら黒字となります。また、売上高が現在より何%減少したら赤字になるということもわかるのが損益分岐点売上高です。
企業経営の最終的な目的は利益を得ることにありますが、目標とする利益を達成するために必要な売上高を損益分岐点から求めることができます。
たとえば売上高200万円、変動費140万円、固定費40万円というケースで、利益を30万円にするための売上高を考えてみましょう。
公式にあてはめて計算すると、目標とする30万円を得るためには233万円の売上げが必要なことがわかります。これ以下の売上高では目標が達成できないということです。
このように、損益分岐点売上高を求める公式は正確な売上高をつかむことができますが、経費を固定費と変動費に区別しなければならないのがネックです。
売場単位で経費の区分を明確にする努力が求められますが、なかなかむずかしいというのであれば、概算をつかむ方法があります。
売上原価だけを変動費とする簡便法で、表の公式で損益分岐点売上高を求めることができます。目標利益を確保する売上高の計算