値入高の減少原因を探り初回値入率を決める

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荒利益高=借入高の関係が理想ですが、減価が生じることは避けられません。そこで、借入高に荒利益高を近づける努力をすることが必要です。
目標の荒利益高を確保する考え方としては、予定した借入高を減少させる減価額を最初に見込んで、借入れを行うということです。減価額を見込んだ最初の値入率を初回値入率といいます。


先の例で1,200円(減価率10%)の減価額を見込んだうえに、2,000円の荒利益が確保できる初回値入率を、下図の公式にあてはめて、計算してみましょう。

減価率は10%ですから、荒利益率20%を確保するためには27.3%の初回値入率が必要ということになります。初回値入率の計算にあたっては、減価額を見込むため、借入高を減少させる原因を正確にとらえることから始める必要があります。

すでに指摘したように商品の値下げやロスは、予定した借入高を減少させ、荒利益高の減少につながるからです。値下げやロスはないのが理想です。しかし、あるということを前提にして、値下高やロス高をいかに低く抑えるかに力点を置くことが、目標とする荒利益高を確保するための重要なポイントになります。

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